関空の状況が気になり、何度も関連ニュースを見てしまう一日でした。
来週火曜日、ユナイテッド34便はちゃんとサンフランシスコまで飛ぶのだろうか。空港は使えるのだろうか。各社のニュースを見る限り、事態はとても深刻そう。観光ならまだしも、ビジネスの出張で、万が一「行けない」なんてことがあってはならない状況の中、成田発便に予約を変更しました。今の時点では、金曜日のフライトまですべてキャンセルになっています。ある報道では、施設と滑走路が復旧するのに一週間とありましたが、連絡橋はダメだし(まさかタンカーが突っ込むなんて!)、数週間は厳しそう。
もしかしたら来週の火曜日関空は復活しているかもしれないけれど、成田まで往復するの面倒くさいけど・・・ そんな「賭け」のようなことはできませんから。
ニュースでズタボロになった関空を見ると、悲しくなってしまいます。
開港以来、数えきれないくらいここから飛び、数えきれないくらいここに帰ってきました。この一年を振り返ってみても、サンフランシスコ、グアム、シンガポール、ソウル、サンフランシスコ、ソウル、と飛びました。フライト前にはKIXラウンジでシャワーを浴びてビールを飲むのがお約束。帰国したら、2階のフードコートでラーメンを食べる。
そんなルーチンのひとつひとつが、来週はできないと思うと寂しくなってしまいます。
関西経済への打撃、空港行政のあり方、関空・伊丹・神戸三空港の役割、色々なことが言われていますが、空港って、その人その人の思い出の一つ一つを紡ぐ場所。僕が空港マニアと言っても良いくらい空港が好きなのは、良い気で満ちているからです。ビジネスマンの精悍な表情、これから楽しい旅行が待っているという期待に満ち溢れた子どもたちや家族、グループの笑顔。
だから、一日も早くよみがえってほしい!
わが愛しき母空港、関空!
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