金鳥の夏 日本の夏


花火が上がると金鳥のCMを思い出します。

「金鳥」の文字花火と「金鳥の夏 日本の夏」というコピーがそれだけ深く頭に刷り込まれているということで、蚊取線香ひとつで大胆にも日本の夏を定義してしまったこのCMは秀逸と思わざるを得ません。それにしても夏のCMって、日本文化全開のものが多いですよね。

芦屋の花火は会場で見るもよし、山の手で見るもよしですが、我が家はいつも少し離れた青木のサンシャインワーフから見ることが多いのです。というのも、例年花火大会の日に盆踊りが開かれているからなんですね。盆踊りって、数ある夏の風物詩の中でも一番「味」を感じます。「先生」と言われる高齢の皆様が櫓の上でお手本の踊りをし、その櫓を二重、三重に取り囲んで、老若男女が並んで踊る。本来の意味で言えば盆踊りはお盆に先祖の霊を慰めるために踊るものなのでしょうが、僕としては高齢化社会における地域のコミュニティ強化、親睦、老人でも楽しめるイベントとして意義深さを感じます。誰でも参加でき、見よう見まねで踊れる簡単さもいいですよね。

櫓の向こうで花火が上がる。なんとも、日本の夏です。久しぶりに娘を連れて踊りましたが、楽しかった!

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