雲の切れ目に朝ラン10km。元気だったら夜も走って二部練するのですが、今日は仕事が忙しく断念です。梅雨時期は天気予報とにらめっこしながらのランが続きますね。
走りながら考えていたのですが、景況感とは不思議なものです。
国内では停滞を感じることが多いですが、グローバルではビジネスは普通に動いていて、コロナ前のような活気ある雰囲気を感じることもあります。
特にアメリカから問い合わせがあったり、シリコンバレーの取引先とオンラインMTGをしたりしていると、既に屋外ではマスクなしで歩けたり、市民の6割、7割がワクチン接種済だったりして、アメリカは早いなあと思います。コロナ禍でテック系の株価は十分伸長していますが、出遅れていたディスニー等のエンタメやスタバなどの飲食にも資金が流れて来ました。
米国に比べて日本は回復した後に行ったん下げてから蓋が重たいですよね。上昇する材料は出尽くしましたし、新しい資金の流入が鈍化していますから。一年後にはどのような動きになっているでしょうか。僕は(素人目線なりに)まだ一年くらいはこの状態が続くと思っています。まあ個人レベルではできることを積み上げていくしかありませんけれど。
そのような中でも、様々な学びやビジネスの機会が生まれていて刺激をいただいています。
何かしら課題意識を持ち、その課題をどのように解決するかを、行政、大学、組織、会社を横断して集合知で解決していこうとする動きが各所で見られます。自分も数カ所、積極的に参加させていただいています。あるべき姿を抽象的に設定し、データに基づいてロジカルに判断していく。このような動きって本当に表に出てこないのですよ。よく宣伝されていてよく見かける人が登壇するようなありきたりのセミナーなどとは全く一線を隠しています。とても骨太の取り組みです。
最近、ツイッターなどでは、言葉で格好良いことをいう人がフォロワーを増やす「格言ブーム」が流行りのように見受けられますが、ほとんど中身がないし、そういう哲学的に格好良いことを言う人に限って大した実績もない人が多いのですよね。本物は自ら表に出ないことが多いです。黙って汗をかき、恐ろしいくらいの実績を積み上げている人がごまんといるのを最近特に目の当たりにすることが多く、学ばせていただいています。