梅の花と宇宙

週の後半の東京生活から、神戸空港に帰ってきたのが金曜21時半。土曜日は身体を休めるべく、自宅で提供いただいた日経ビジネスを拝読しつつ、宇宙ビジネスのトレンドについて思いを巡らしていました。

IMG_9901

先週の展示会では、当社Quadceptのブースでも大阪府大の超小型衛生「opusat」を展示させていただき、多くの来場者の注目を集めていました。現在当社では、大阪府大の准教授率いるベンチャー企業と業務提携をし、設計データ管理ツールと上流設計管理ツールの開発を進めているのですが、そのデモが目的です。

アメリカでは官よりも民間主導で宇宙ビジネスが進んでおり、再利用可能ロケットのSpaceXのように、ロケット開発から顧客を意識したサービスまでが幅広く活況です。日本の宇宙ビジネスは国家予算に依存しており、実に総額3554億円の内、官需が91.2%となっています。これが問題であるかそうでないかはさておき、リスクを考えず「先手必勝」の圧倒的スピードで進み続けるSpaceXのような企業が出づらくなるのは確か。そこで、宇宙ビジネスを儲かる分野として、異業種からの参入や出資を促すのが不可欠であると記事にはありました。

自分も、昨年8月のMakerFairTokyoでスポンサー参加した際、インターステラテクノロジーズをはじめとする宇宙ベンチャーや各大学のプロジェクトが展示してあるのを見て、裾野の広さを実感すると共に、夢を夢で終わらせないように官民の支援(どちらかというとキャッシュを鬼のように持っている民間企業)の枠組みが必要だと思っています。我々としても、上流設計支援ツールを通じて少しでも貢献したいと思っています。

さて、こちらは打って変わって梅の花。
庭の梅の木、徐々に蕾が膨らんできました。まだまだ硬そうな蕾を見ていると、一つだけ花が開いているのを見つけました。季節は徐々に進んでいます。

IMG_9896

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。