【緊急提言】実際に行ってみたが、自分の感覚は間違いではなかった


無事に運転免許証の更新が終了しました。

昨日「なんとかならないものか」という更新センターというシステムに対するただのグチ提言記事をエントリーしましたが、まあ、もしかすると自分が気付いていないこともあるのかな、ちょっと言い過ぎたかな、と色々と考えながら、今日実際に行ってみて改めて思いました。

やっぱり無駄。
仕組みが無駄。

もちろん安全運転は何よりも大切ですし、啓蒙活動も大切です。しかしですよ、自分なりに更新フローを他角度から観察してみたけれど、必要性、意義、実際に行って良かったと思えた点、全てにおいて何一つありませんでした。まず事務手続きは全て電子申請可能。緩い視力検査に、粗い証明写真。視力検査は昨日の記事に書いた通り。写真は写メで撮ったものを添付してアップする方が美しい。一般講習は必要なし。どうしても講習が必要であれば違反者のみEラーニングでやるか、最寄りの警察署で代替可能。まあ、事故の映像を見せられた意義は「極力、車は運転せんとこ」という思いを新たに出来たくらい。

窓口の女性の愛想の良さと、講習担当の(警察OBと思われる)おっさん先生の優しさと申し訳なさそうな表情を差し引いても、意義はない。同じ教室に座っている皆さんと「ああ、誕生日近いですね、もしかしたら同じ日かもしれませんね」などと言うような一体感は少しくらいはあるかもしれないけれど、そのような一体感はそもそも「更新」という目的のためだけに集まっていて、団体競技を一緒にする訳ではないので、必要ありません。このために貴重な日曜日の三時間を使うなんて!わたしゃ土日祝は激しく忙しいんだよ(知らんがな)!

恐らく、周りの皆さんも同じことを思っているのか、列に並んでいる間や、講習の教室で開始まで30分も待たされている間にイキイキしている人は一人もいない。僕が見る限り、全員死んだ魚のような目をしています(自分含め)。是非、比べて欲しい。マラソン大会のエントリー窓口に並ぶ列のランナーの表情、スキー場のチケット売り場に並ぶボーダーの表情、ディズニーランドの開門を待ってゲートに並んでいるファミリーの表情と、それを。つまり、皆、同じ気持ちなんです。

人の目をこのようにするなんて、やっぱりどこか問題です。ワクワク感がないんです。義務と強要でしかない。これでは日本という国からドライバーがどんどん減ってしまう。自動車産業が衰退してしまう。OBの再就職先と交通安全協会という天下り先がなくなってしまう。という訳で、警察と公安委員会には

1,「免許証更新センターの廃止と電子申請化」

2,「エンターテインメント要素満載の更新センターにリニューアル」

上記どちらかを早急に選択していただきたい。後者であれば、オリエンタルランドかUSJに業務委託すればよろしい。それなら、みんな3年、5年に一度の更新を心待ちにすると思いますし、職員さんもそんなに申し訳なさそうな表情をして仕事をしなくても良いと思いますよ。まあ、これでも昔に比べたら随分改善されたのだと思いますけれど。職員さんのオペレーションも神業的に早いし。

自分の次回更新は5年後。
いずれにしてもそれまでに何らかの改善を求めたいところです。

まあ、5年に一度でこんなに文句言わなくてもいいよね、という一人ツッコミもありますが。

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