スズメバチとの戦い エピソード1(安全対策はしっかりとしています)

お盆休みは信州・蓼科高原の八ヶ岳ベース入り。

コロナの影響もあり、今年の信州ステイはどうしようか・・・と思案していたのですが、こちらの家を管理してくれている管理センターから「スズメバチが巣を作り始めていますよ….!」と連絡がありまして。ほっておくと大変なことになるため、駆除を目的としてやってきたのです。

6月頃に、庭木を切ってもらったり、屋内をプチリフォームしたりして割とこまめに家のメンテナンスをしてもらっているのですが、森の中に家があると、自然は手加減してくれません。スズメバチだけでなく、小動物が屋根裏に入ってきたり、キツツキなども家に穴をあけたりするのでほんと大変なんです。まあ、もともと彼らの生息域にお邪魔しちゃってるわけで、文句は言えませんけれど。

さて、久しぶりのスズメバチの巣駆除に腕が鳴ります(何度かやってる)。

長野県のホームセンターやスーパーには、ハチ対策用品がずらり。さすが信州、「ハチ王国」。スズメバチ駆除を専門とする会社もたくさんあるし、地元の方にお願いすることもできるのですが、それなりに費用もかかるので、初動対策は自分たちでやってみて、もしダメならお願いする、というスタンスが一般的です。

まずはバズーカ・スプレーを用意します。
どのメーカーのも、総じて、いかつい見た目のパッケージとなっております。

今回巣を作っているのが、我が家でも一番高い屋根の下。

二階のベランダからでも距離6m以上はあります。さすがのバズーカ・ジェットでもきびしい。管理センターから連絡があった時は野球ボールくらいだったのが、もうバレーボールくらいの大きさになってます。下の写真、スマホで拡大して撮ってみました。

貼ってある緑の金網はキツツキ避けです。そして窓枠の上の絆創膏みたいなのは、キツツキに開けられた穴を塞いだもの。塞がないとネズミとか入ってきちゃうので。ああ、動物と人間の戦い・・・

バズーカ・ジェットでも届く距離ではありますが、射程距離が長いと効果は薄れます。そこで、物干し竿を目一杯伸ばして、その先に駆除スプレーを装着してできるだけ巣に届くようにしました。

どう?これ、なかなか良いでしょう(撮影:次女)

駆除スプレーは、物干し竿の先端に、ガムテープでぐるぐる巻にして固定。
スプレーの引き金はどう引くかというと、これもガムテープで引き金を固定して、噴射させてから巣に近づけるという作戦です。(援護射撃用のスプレーも用意して、安全対策はしっかり整えています)

毎日毎日せっせと巣作りに勤しんでいるハチさんたちには本当に申し訳ないのですが、ここ、我がファミリーの憩いの家なんだよ、ごめんねと心の中で言いながら、スプレー、2本分を噴射。ハチがどんどん逃げていきます。その場にいなかったハチもたまに帰ってくるのですが、近づけないので困ったようにぐるぐる回ってどこかに行ってしまいます(ごめん・・・)

ハチの姿がなくなった頃に、物干しざおでついて巣を破壊(忍びない・・・)
巣ってもろいので、サクッと壊れるんです。

というわけで特に危険な目にも合わずに駆除完了。
初日の大仕事を終えた後のビールは格別でした。


※安全対策をしっかり施し、何度か駆除の経験をしているとはいえ、やはり危険を伴うので、地元の経験あるベテランの方か、駆除専門会社に依頼するのをオススメします。

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