(前回から続く)
おにゅう峠の激坂を登り切ると、あとは下り基調で20km地点の3番エイド、百里小屋を目指します。
この辺りは、本当にきれい。
小川を渡り、
さらに川を渡り、
舗装道に出ると、フラットなコースになります。
しばらく走ると、小屋が見えてきました。ここが、名物の百里小屋です。
ここの素麺と、きゅうり、手がしびれるほど冷たい井戸水が火照った身体に染みわたります!
オレンジに、塩昆布であえたきゅうり。
ちょうどいい具合に疲れてきた頃の補給は最高です。
そして、ここから更に5kmほど走ると、鯖街道の名物「美人姉妹エイド」にたどり着きました。この姉妹は小さな子供の頃から毎年、私設エイドを出してサバランナーにジュースやお菓子を振る舞っている、アイドルのような存在なのです。
鯖に何度も出走されているベテランのランナーさんは、みんな姉妹に声を掛けていました。
「おお、今年も出してくれたんか」
「大きくなったなあ」
「高校生活はどうや」
まるで、正月に里帰りした孫を迎えるようなベテランランナーたち。
皆さんの愛されている姉妹の素敵な笑顔とおもてなしに、感動しました。
ジマさんと一緒に記念撮影していただきましたよ。うちの娘たちと同じくらいの年なんですよね。
心と身体が元気になったら、ここからは、ほっこりした気持ちのまま、フラットなコースが続きます。渓流沿いをずっと走るのですが、この川のきれいなこと。なんて気持ちの良いコースなんだろう。
渓流好きの皆様へ、お写真でクリアな川と空気を堪能ください。
走ってるだけで気持ちの良いコースなんです。
そうこうしているうちに、第一関門がやってきました。
たくさんのボランティアスタッフさんが、ここまでのランを労ってくださいます。嬉しい!
さて、第一関門を抜けると、次は久多のエイドが待っています。このエイドの規模も大きい!これから二つ目の山を超えなければなりません。ここでしっかりと補給です。
久多のエイドを過ぎると、最も厳しい難所、オグロ峠へ向かいます。つづれ織りの坂が、25個も・・・ここはマジで修行僧のように黙々と登らなければならず、とても厳しい坂でした。
この激坂を登りきった時の安堵感たら・・・
山頂で記念撮影!(看板が見えない)
この難所(約40km地点)を超えると、いよいよ後半戦です。
続きはまた明日。
ピンバック: 【ランレポートVol.1 】日本海に面した若狭小浜から京都へ 〜 鯖街道ウルトラマラソン2019(本鯖72km) スタートから18km地点の おにゅう峠まで | analog – web 【アナログweb】
ピンバック: 【ランレポートVol.3 〜最終回】鯖街道ウルトラマラソン2019(本鯖72km) 40km地点から我慢のラン、鞍馬の激下り坂から、執念のラスト5km激走でサブ10ゴールへ | analog – web 【アナログweb】