【情熱大陸】心を掴んで離さない方、尾畠春夫さん

周防大島で2歳男児を発見して一躍時の人となった尾畠春夫さん。

ちょうどお盆休みに東京のホテルでニュースを見て以来、あの方は僕の心を掴んで離さない存在になりました。発する言葉の竹を割ったような明確さ、芯の強さ、ぶれない生き方。こんなに気持ちの良い方がいらっしゃるんだ。どんなに有名で、偉い人の言葉よりも、一言一言がグッと胸に刺さります。

そんな尾畠さんが毎日放送「情熱大陸」に出演されるとのことで、忘れず録画(夜が弱く、翌日がゴルフだったのでリアルタイムで見れなかったのです)。その録画を、この二日間で朝と夜に2回づつ、4回はリピートして視聴しています。娘たちからも、パパは尾畠さん好きだねと言われる始末。仕方がない、心底尊敬しているんですから。

「かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め」を地で行かれる方。尽くす分には慣れているが、お昼ご飯の差し入れには涙を流す。

「78歳になるけど、おふくろに思いっきり抱きしめてもらいたい。いつか向こうに行った時に、頭をなででもらいながら、背骨、肋骨が折れるほど、思いっきり抱きしめてもらいたい」

そう涙目で語る尾畠さん。

極貧家庭で生まれ、小学校5年の時に母を亡くし、近所の農家に奉公に出されて以来、ずっと一人でお母さんの背中を思いながら生きてきたんだろうな、と。どこかで見ているお母さんに恥じない生き方がしたいんだろうなと、感じました。

それに比べて、自分はなんと物質的で独善的な生き方をしているか。
尾畠さんの背中を追うにはまだまだ修行が足りません、いや、足りなさ過ぎますが、少しでも、関わる人間に尽くすことができるような生き方がしたいと思います。もっと、あらゆる物に対する愛情も深めていきたいな。

これから、ちょっと疲れたり、元気がなくなったりした時など、この録画にお世話になりそうです。


 
 
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