寒空の下の出勤日。
来週から始まるビッグサイトでの展示会を前に、準備や会議などが続きつつも土曜日ならではの集中出来る環境で仕事をドバっと片付けました。夕方、グランフロントに用事があって外出すると、空と建物とのコントラストがやけに鮮やか。
写真では伝わりませんが、この時、すさまじい北風が吹いていました。高層ビルによって更に風の強さが増幅されたのでしょう。マフラーに首をすくめ、建物の中へと急ごうとして顔を上げると、大阪駅を照らす西日の鮮やかさと風に流される雲の早さに目を奪われました。
風が強い日のご褒美は、なんと言っても陰陽の鮮やかな光のコントラストとクリアな大気です。
空気の流れが早く、雲もどんどん流れて行きます。太陽の光が大気の埃に遮られず地表に降り注ぎ、非常にくっきりとした陰影、コントラストを生みます。写真から伝わらない寒さ。こんな日も悪くはありません。もちろん、大雪、大寒波でお困りの方もたくさんいらっしゃるでしょうから、無邪気に喜んでもいられないのですけれど。