闇は不要な物を消し、雲は心を穏やかにさせる


木曜日、金曜日、そして今日、三夜連続10kmのナイトラン。

三日間で30kmは予想以上の出来でした。昨夜、うまく走る時間が確保できたのが大きかった。今日よりも明日の方がゆっくりしているので、余程の事がない限り明日も走れそうです。長いラン生活の中でも「一週間40Km以上」という数字は僕的になかなか出ないので「やれば出来るものだな」と変に感心してしまっています。たまたま夜が空いていたということ、一気に涼しくなって心身共に気が上がったということも関係したのでしょう。

夜ランの良さ、それは闇が周囲の景色を消すことです。

暗いと遠近を感じないので、いい意味で目の前に見えている道を一歩一歩進むしかありません。先の景色まで見えていると、ああ、まだあんな先まで走らなくちゃいけないと思って心が折れそうになることもあります。また、調子が悪い日は必然的にペースが落ちるのですが、過ぎ行く景色がゆっくりだと、やはり「うわ、今日調子悪いわ・・・」と気持ちが落ちてしまいます。しかし夜なら、ペースが落ちても景色が見えないのであまり気になりません。朝ランももちろん良いですが、夜は夜の良さがありますね。

さて、来週の火曜日からはシリコンバレーに飛びますが、毎度のようにシューズは持参するものの、距離と頻度はさすがに落ちそう。さすがに今週のようにたくさん走ることはできません。「走れるうちは走っておけ」という原則に忠実に行動するのがやっぱり良さそうです。原理原則主義はどうも性に合わないのですが、走ることと学ぶことについては、原理原則におとなしく従うしかありません。


今日の夕方、車から見る雲があまりに美しかったのでパチリ。
見ているだけで、心が穏やかになります。

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