テクニカルなアイデアはその土地の文化や生活習慣によって醸成される


wire.jpの記事から。

スマホとつながる車載ディスプレイ:どんなクルマも「戦闘機のコックピット」に

車のダッシュボードに取り付けるとフロントガラスを車載ヘッドアップディスプレイ(HUD)に変える499ドルの装置が、2015年から出荷される予定とのこと。

車載系のアプリやSPとの融合、車が保持するビッグデータ活用、そしてGoogle Carに代表されるビッグデータ活用など、最近のtech界隈は自動車周りのトピックが多いですね。ちなみに、このヘッドアップディスプレイを開発しているスタートアップスの Navdy という会社の about us はとてもナチュラル、かつ、上品でインテリジェントを感じさせるので、個人的には好きです。

Navdy: Feels Like Driving In The Future

車載系、あるいはテスラモーターを筆頭に自動車系の Tech Reader がどんどんバレー界隈から出てくる理由は、やっぱり車社会、車文化アメリカというバックグランドですね。当たり前だけれど。

二ヶ月前にシリコンバレーに出張した時も、移動はもっぱらレンタカー。車がないとまず生きて行けないと言っても過言ではない。とにかく移動は車なんです。

(シリコンバレーでの運転風景)

土地が広いから駐車スペースも整備されているし。それだけ通勤、仕事に車を使うことが多いと、その中で過ごす時間も必然的に増える訳で、

この時間を使って何か出来ないか?
車にストレージされている種々のデータを有効活用できないか?
スマホをもっと効率よく操作する方法はないの?

というような事を考える人が多くなるのも当然ですよね。
僕も大好きなHBS出身の古賀洋吉さんがファウンダーを勤める「Drive Mode」も、その一つだと思います。シリコンバレー界隈の自動車事情については、こちらの記事をご参照ください。

シリコンバレーの車とITについてよく聞かれる話

逆に日本は電車文化(?)だから、通勤電車内の時間の有効活用を考えても面白いかも。スマホ、本、新聞に取って代わる物を考えてみようかなー。アイデアジャンキーの皆様、良いアイデアあれば教えてくださいね。(笑

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。