本日(色々な意味で)最終


本日最終の打ち合わせが終わり、駅近くのカフェで一人ビールを飲みながら仕事の整理。打ち合わせした内容は出来るだけ早めにしたためて置かないと、記憶はすぐに風化してしまいます。駅近くのカフェはその点でとても便利。他のお客さんたちも一人で来ているから、自分ひとり肩肘張ってがんばらなくても良い。みんな、一人で読書をしたり、スマフォを触ったりしている。自分も自然にPCをカチャカチャと出来る訳です。「長い物に巻かれろ」という言葉を適用出来るとすれば、このような場所では誰かと連れ添って楽しくおしゃべりに興じる方が居心地悪く感じる・・・はず。うん。いや、違うな。


仕事を離れたところでのインプットは、つくづくパズルのピースを埋めるのと同じだな、と思う訳です。これは誰でも同じでしょうけれど、普段はなかなかゆっくり物事を考える時間が取れず、理論を実証する時間を十分に持つことができません。いやいや、理論を実践しながら仕事も進めていけばよろしい、という意見もあるでしょうが、最大公約数的に物事を見て行かなければならないことが多い中で(実際問題、ムーンショットはなくても確実に加点は出来る)、時間がかかることとロジックだけでトライするということは、なかなか出来ないのであります。オーダーが「実験的な取り組みで」というものであれば、これは幾らでも放つ(放屁ではありませんよ)ことが出来るのですが、実務は実証を拠り所としてしまうため、理論の実質的な検証はできません。

実証は時間と比例しますよね。
たまにじっくりと物事を考えて、もう一度理論に立ち返ってみると、パズルのピースが埋まるような感覚で、ああ、こういうことが起きるのはこういう理論があるからなんだ、と後で理解することができることがありますが、これは、頭の中で組み立てたロジックとそれまでの経験という(実証)が音を立ててパチッと当てはまる訳で、現在進行形の実証はなくとも、ああ、そういうことだったんだ、という納得を生みます。あくまで過去の経験に対して。
実際これが気持ちの良い作業となるんですよね。どちらが先かは別にして、いずれにしてもインプットがなければ、質の良いアウトプットもできない訳ですから、この時間の確保はとても重要ですよね。

それでは、今日はこの辺で。

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