「せかいは朝から、はじまったの?」NHKラジオ 夏休み子ども科学電話相談は、愛と夢で満ちている

 
 
 
夏休みの大人気ラジオ番組、「夏休み子ども科学電話相談」。

昨日FBでシェアされていたのを見て、懐かしく思い出しました。そういえば、自分も昔は聞いていたなあと。NHKラジオといえば、ラジオ英会話と子ども電話相談でした。あの頃から、特に小学低学年の子たちによる純粋で素朴な質問に対して、優しく真摯に答えてくれる先生たちの回答が楽しかった思い出があります。

久しぶりに聞いてみるか、と、朝の通勤電車でRADIKOで視聴。今はスマホでラジオが聞けるので便利ですね。ちなみに、聞き逃した場合は「NHK らじるらじる」のアプリで視聴可能です。便利!

さて、今朝は天文、宇宙、植物、恐竜の回。
それぞれの専門家先生が、電話での質問に答えていきます。

まずはトップバッターの小2女子のめいちゃんから。

めいちゃん: 「せかいは朝から、はじまったの?」
山田敦子アナ:  「どうしてそう思ったの?」
めいちゃん: 「お空をみていて、おもいました」

ああ・・・トップバッターからほっこり。かわいいなあ。

そういえば、こどもの頃ってそんなことばかり考えていた気がする。そのほかにも、「家の近所に川鵜が20羽くらい電線に泊まっています。あんな大きい鳥なのに、どうしてバランスを取ることができるんですか。」とか、「フラミンゴの餌は赤いので、羽がピンクをしていると聞きました。じゃあ、別の色の餌を食べたらフラミンゴの色は変わりますか?」とか。

ちなみに、フラミンゴの色がピンクである件についての質問は、僕もとても勉強になりましたよ。フラミンゴは、スピルリナと言う藻類や、エビの仲間を食べているそうですが、フラミンゴ自身は赤い色素を作ることができない。フラミンゴは腰の近くにある尾脂腺から、それらから得た色素で赤く染まった油を分泌していて、羽に色を付けている、つまり、お化粧をしているとのことでした。フラミンゴの世界では、赤ければ赤い方が魅力的とされているらしい・・・ へー!!そうなんだ!!

夏休み子ども科学電話相談の恐竜担当である、北大の小林先生の回答も、鳥担当の川上先生の回答もとても面白くてついつい聞いてしまいます。小林先生に憧れて実際に北大に入学した恐竜キッズもいるそう。そうか、やっぱり、そういう子どもの頃の興味やワクワクが自らの進路に影響を及ぼすんですよね。今日も恐竜キッズからの「どうしたら恐竜の先生になれるのか」という質問に対して、小林先生が、

「研究者になったら、こんなに楽しいことはないです。とにかく恐竜が好きなら、それを好きでい続けること。小学校で教わることは全て大事、音楽や体育も含めて楽しんで学ぶこと、友達をたくさん作ること、そして、北大に来てください」

との回答が心を打ちました。素敵な話だ。夢と希望に満ちあふれている。

ああ〜ラジオめちゃくちゃいいなあ。そして、自分が子どもの頃の夏休みを思い出して、懐かしくもあり、なんだか泣きそうにもなり。大人になっていいこともあるけど、もう戻れないあの日、あの時代を思い出して切なくなることもあり。

朝の通勤がこれから楽しくなりそうです。
8月が過ぎたら、夏休みの終わりよろしく、深い喪失感を味わいそうです。
 
  
 
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