七夕の季節ですね。
午後からピンポイントで時間が出来たので、ここぞとばかりに走りに出たのですが時間は15時。一日で一番暑い時間に日陰のないロードを走ったものですから身体がビックリして7kmくらいでクラクラしてきました。軽い熱中症のような症状です。無理をせずに近くのコープに駆け込み水分補給しながら涼んでいました。
すると年配の女性が 「あのう・・・」 近づいて来られました。
手には子供の字で願い事が書かれた短冊を数枚持っています。「この短冊、笹の上の方につけてもらえないかしら? お兄さん背が高いから。申し訳ないんですけど・・・」とのことです。もちろんですとも、子供のためなら合点承知の介!!と短冊を一番てっぺんにつけてあげました。普段は無駄に背が高いだけですけど、こういう時に人様のお役に立つことができるんですね。この方、他にも短冊を数枚持っておられましたが、お孫さんのものなのか地元で習字の教室を開いておられる先生なのか・・・とにかく物腰の柔らかいおばあさんでした。手持ちの短冊をすべて付け終わられた後は、デジカメで写真を撮ったりして楽しんでおられました。
短冊には、「パティシエになれますように」、「ピアノがじょうずにひけますように」、などいかにも子供らしい願い事がたくさん書かれています。地元に根ざしたスーパーマーケットは、こういうことがあるからいいですよね。普段どっぷりビジネスに浸かっていると、なかなか地域や地元に目が向くことがないので、とても良い機会になりました。