新幹線で考える地方と自分の関係

東京に向かう早朝の新幹線から更新です。

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昨日、広島の地方都市から帰って来ました。
向こうでは隣組で協力しながら田んぼで行う「とんど焼」を見、もうすっかり年老いてしまった親戚筋や、小さい頃、遊びにいく度に世話してくれた父の同級生や近所の方などと一緒に日本酒を酌み交わしました。若い人(アラフォーなんて全然若い)がいないので、物珍しいのか皆さん寄って来てくださいました。とても楽しい一時でした。

近代史における日本人は農耕民族で、土地に根付いて畑を耕し穀物や野菜を育て、村や集落など近所の人達と協力しながら土地に寄り添って生きて来ました。土地を離れるということは逆に大きな挑戦だったのかもしれません。社会の仕組みがかなり変化した現代でも、そういった土地に根ざす人々がいるからこそ、農業が営まれ、里山が管理され、ある人たちにとっては帰る場所になっているのでしょう。

高度に交通インフラが発達している日本では、都市と地方との距離はさほど遠くはありません。今回の僕のように、週末を地方で過ごし、帰宅した翌朝には新幹線で東京に向かう・・・ということも十分に可能です。高齢化している地方だからこそ、何かの形で関わりを持ち続けていくことが大切だと実感しました。自分も若いと思っていたけれど、親世代が徐々に高齢になって行くのを見ていると、専門的なこと(例えば農業や山仕事など)は何も出来ないけれど、逆に出来ることは学びながら手伝わせてもらいたいなと思っています。

さて、今週は東京で生活です。
皆様も素敵な一週間をお過ごしください。
 

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