真のカオスとその魅力について


巨大な人工物は、僕の興味を惹きつけてやみません。例えば、橋梁やダム、発電所など。その中でも一番好きなのは、軍艦島と九龍城塞です。

特に九龍城塞のカオスは、この世のものとは思えない、恐らく今後絶対に出てこないであろう人類史上唯一無二の建築物だと思うわけです。2.8ヘクタールの土地に33,000人が住んでいたという(1平方キロメートルに120万人という計算)、世界一人口密度が高い場所。残念ながら今はもう取り壊されてしまいましたが、一度はこの目で見たかった。


なぜ九龍城塞を思い出したかというとですね、Wall Street Journalにこのような記事があったからです。

【ビデオ】記憶のなかの都市:20年後の九龍城砦

ここで生まれ、ここで育ち、ここで一生を終えた人達がいる。そして、ここで生まれ育った人にとっては、九龍城塞がかけがえのない故郷なのだ。

人って、面白いな。
生きていくための場所を作り、その場所に愛着を感じる。

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