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真夜中に興味ある分野の文献を漁っていると、なかなか眠れなくなります。どうしても今日はここまでやろうとゴールセットしてしまうので、途中で眠気が襲って来ても風呂に入って気分転換をしたりコーヒーを飲んだりして(夜中のコーヒーは意外と胃もたれする)無理やり目を覚ましたり、自然の摂理に反することをしてしまうのです。
色々と分析してみると、これは一種の中毒ではないかと思うようになりました。頭の悪さをインプットで補おうとする「ナレッジジャンキー」(tmk造語)なのではないかと。知的欲求を刺激されるとアドレナリンが出る。これはまさにジャンキーではないのか。そうすると全てに説明がつくような気がしてきました。えっと、どうでもよい与太話はここまで。
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大量生産、大量消費社会において、デバイスは一年たったら捨てられ、新しいものに買い換えられる。でも理念は何年も生き続ける。プロダクトやサービスは「理念駆動型」であるべき。それこそがサステイナブル。(MIT石井先生)
昨日のエントリーの続きになりますが、「理念」をすべてのプロダクトの浸透させているのがまさにAppleだと思うんですね。「Apple」と聞くと、ロゴ、CMの雰囲気、シルバーの筐体、UI全てに統一されるコンセプトカラーとユーザーエクスペリエンスが脳裏に浮かんでくる。これ、実はすごいことじゃないでしょうか。まず、イメージをグローバルに浸透させるためにはどれだけ時間がかかるか。パッと聞いてロゴが思い浮かぶだけではなく、体感までも思い出させる。コンセプトと「理念」を思い浮かべることができる。感動、エクスペリエンス、カルチャーに染み渡る理念。
今後もデバイスは形を変えて行くでしょうけれど、理念は100年続く。これ、まさに真実だと思います。自分自身も仕事をする上で目先のことだけでなくどれだけ「理念」を意識することができているか。考えさせられました。
さて、今夜は新地で会食です。
皆様も良い花金を。