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スティーブ・ジョブズが亡くなった。
遅かれ早かれ、この瞬間が訪れることは分かっていた。
ただ、今朝このニュースに触れたとき、
大袈裟でもなんでもなく、涙があふれた。
言葉にできない程の喪失感を感じた。
彼は紛れもなくビジョナリーであり、アイコンであり、
レジェンドであり、カリスマだった。
彼の偉大な功績、
残した名言(時に迷言)の数々はさんざん紹介されているので
割愛する。
iPodやiPhoneで彼を知った人も、
2005年のStanford卒業スピーチでファンになった人も、
AppleⅡ時代からの熱心な「信者」の方々も、
今日は特別な日になった。
彼がOne and Onlyなのはもちろんだが、
悲しみに暮れた人々の多くは、
彼の言葉、彼の生き様、彼のカリスマ性と
自身のキャリアとをシンクロさせて、
感傷に浸っているはずだ。
場面場面で、彼の言葉、いや、常にイノベーションを
起こし続ける彼の存在そのものが支えになったことは
紛れもない事実だから。
僕は彼の熱心なファンではあるし、
僕の職業人生の中で最も影響を受けた人ではあるが、
彼の部下として働きたいと思ったことは一度もない。
独裁的、独善的、乱暴・・・
そんな彼のネガな部分も知っているからだ。
でも、彼は残した結果、功績により、
20世紀で最大のカリスマ経営者になった。
全てにおいて、彼はビジョナリーでありアイコンだった。
もうあれこれ語るのはやめにする。
感傷に浸るのもここまで。
感傷に浸るところとして選んだのは、
「何かあれば必ず訪れる」苦楽園口のバーンズだった。
いい酒が飲めたし、素晴らしい出会いもあった。
十分、満足だ。
だから感傷に浸るのは、もうやめることにする。
ただ前に進むのみだ。
それがIT業界に生きる人間の使命だと思っているから。
備忘録的に、
今日の自分のTWEETを時系列にそのま記すことにする。
R.I.P スティーブ・ジョブズ・・・
多大な影響を受けた人でした。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
シリコンバレーに虹・・・
RT @watono RT @katies:
There is a rainbow over Silicon Valley right now.
Somehow it feels that Steve Jobs planned it that way.
モニターが霞んで見えない。オフィスじゃなければボロボロ泣いているだろう。とりあえずTL見てるだけで泣けるので離脱します。IT業界で仕事している人間として、いつまでも感傷に浸っている場合ではない。辛いが前に進むしかない。・・・と自分に必死で言い聞かせている。
RT @stevejobs_bot: 点と点が自分の歩んでいく道の途上のどこかで必ずひとつに繋がっていく、そう信じることで君たちは確信を持って己の心の赴くまま生きていくことができる。結果、人と違う道を行くことになってもそれは同じ。信じることで全てのことは、間違いなく変わるんです。
Googleトップページが哀悼の意を表している。 http://www.google.co.jp/webhp?hl=ja
帰社。今日は客先でがっつりMTGがあって良かった。気が緩むと力が抜ける。それは自分の職業人生の各場面において「Keep Looking, Don’t settle」「Stay hungry, Stay foolish」という彼の言葉を唱え続けてきたからだろうと思う。
2005 Stanford Commencement Addressに感銘を受け、彼のことを好きか嫌いかは別にし、そのシンプルな言葉が以後の行動指針となった人は数多い。この動画には分刻みでコメントが寄せられている。ほとんどが感謝と哀悼。http://youtu.be/UF8uR6Z6KLc
ありがとう、スティーブ・ジョブズ。