・
この時間、
珍しく妻が「ママ友の新年会」で、
15名のママ軍団と夙川で飲み会。
いつも僕ばかり家を空けて飲み歩いている
ものだから(こう書くとめちゃ悪い亭主みたいw)、
今夜は娘たちをお風呂に入れて、
寝かしつけてから、一人の時間を堪能しています。
・
素敵な言葉にたくさん出会った日。
神戸女学院大学の内田樹先生の最終講義。
もちろん僕は聴講できなかったのだけど、
Twitterでほぼ実況中継してくれている方が
おられて、その言葉の一つ一つを、
後で読ませて頂きました。
内田先生の文章は、
もう何年も前から大好きで、
Meets Regionalに連載されていた
「街場の現代思想」は本当に
面白かった。
そのためだけにMeetsを買っていたようなもの。
いろんな意味で影響を受けた人の一人です。
さて、
本日の「最後の授業」。
もちろんこれだけでは意味が伝わらないことを
承知の上でいくつかピックアップ。
出典は @ikedaosamu さんです。
もう一つ。ヴォーリーズの校舎は、暗いのである。
そして、外は明るいのである。だから、外に出ると驚く。
浮遊感。出生の瞬間。この世に生まれて来た瞬間を考えて
設計しているのではないかと思う。
高等教育は、生成、ブレークスルーが大事である。
本学の隠しなんとかの向こう側にあるのは、
共通しているものであった。
それは風景の広がりであった。
「校舎が人を作る(byヴォーリーズ)」
他のどこからも見ることの出来ない美しい風景が
待っているのである。
(自分でたどり着かないとその景色は見えないのだろうなあ)
学びのダイナミズムは、そういうものである。
なんか分からないものがある。なんか引きつけられる。
そこを自分の体と感覚を信じてドアノブをあけるものだけ、
学べる。学びの比喩であり、信仰の比喩なのである。
レビナスの言葉にもある。
存在しないものと関わる。
その波動を受け止め、自分から波動を送る。
このやりとりをコミュニケーションというと
私は考えている。
珠玉の言葉の数々。
なんか分からないけど、
心が震える。
それが、学びのモチベーションかな。
この人も、
「なんか分からないけど、心が震える」
音を出す人。
あ、この人は天才だったか。
あえて、くるりのカバー(恐ろしい程カバー)で。