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なんでこんなしんどい事ををしているのだろう。
なんのために走っているのだろう。
これが、フルマラソン33km〜40kmまでに走っている時に感じていることです。いくら30kmまで順調にラップを刻んでいたとしても、足の調子が良く、疲れも感じず、補給のタイミングもバッチリだったとしても・・・必ずやってくる、フルマラソンの洗礼。これ、何十回と走っているベテランランナーでも同じように思うらしいです。
2年ぶりのフルに向けて、ランナーとしては一夜漬けの練習レベルでしたが、それでも過去のレースに比べると、まだたくさん走った方。20Kmランを週に一回、10Kmランを週に一回。その成果もあってか、30Kmまでは全然OKだったのだけど、やっぱりフルは厳しい。タイムは自己ベストタイだったけれど、本当はもう5分くらい縮めたかったな。でも、マラソンの5分は1kmですからね。その差は大きいです。
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ゴール後は立っているのもしんどいくらい疲労困憊でした。しかし、ゴールした後の見ず知らずのランナー達と「ラン」を共通語とした会話を楽しみ、バスに乗り、缶ビールを開けて丹波路を走る車窓から景色を見ていると、篠山名物の沿道の人達の温かさ(歴史のある大会だからこそ、毎年恒例のイベントを楽しむ地元の方のおもてなしがすごい)、子供たちとの走りながらのハイタッチ、手を振ってくれるおばあちゃん達、声援、差し入れ、学生の太鼓や吹奏楽の演奏や、特に一番しんどかった35km地点で立ち止まった時に声を掛けて、エナジーゼリーを差し出してくれた沿道の男性と女性の優しさ・・・すべてが良い思い出となりあんなにしんどかったのに、また走りたいという思いがすぐに沸いてくるから不思議です。
全てに感謝しつつ、また次の大会を楽しみたいと思います。