沈思黙考3月号。「仕事する喜びって?」

エヘヘ。久しぶりに帰宅後の仕事もなく、

気分的にゆっくりまったりのtomo-kです。エヘヘの屁。←(死刑)

さて。

晩のひと時、別会社のWEBデザイナーと、

案件の打ち合わせを兼ねて小一時間半トーク。

彼も高い志をもって仕事をしているものの、制作会社の「負のスパイラル」、つまり、日々の仕事に忙殺され、本来追及したいこと、つまり

「デザインスキルの向上」

「新技術の習得」

「WEB業界のトレンドリサーチ」

「アイデアをカタチにする新事業策定」

そして、何よりも、

「好きなことを仕事に出来ている喜び」

これらのことをじっくり考える暇もなくただただ目の前にある仕事の山をこなすだけで、喜びや満足も見出せず、「何のために仕事をしているのか?」「本来自分がしたいことはなんだったのか?」という思考に陥ってしまってる人間の一人です。

もちろん、彼はそんなに悲観的ではなく、どんなことも笑い飛ばせるナイスガイなポジティブシンキンファッキン野郎なんですが、やはり、多くのクリエイターが「負のスパイラル」に巻き込まれてるのも事実です。「クリエイターのES」を日々追求する僕にとって、これは永遠のテーマとも言えます。

繁忙期の徹夜、残業は当たり前。それはどの業界でも同じです。

でも・・・

一日の睡眠時間が、3,4時間の生活が毎日続くとすれば?一ヶ月続くとすれば?一年、いや、5年続くとすれば?・・・・・クリエイターという職業にあこがれ、その職に就けたものの、肩書にあるような「華やかさ」とは程遠い、「泥臭い」仕事と、帰って寝るだけの生活、家族とも一緒に過ごせない、子供との時間もない、趣味に没頭したり、音楽聴いたりする時間もない、やっつけ仕事が多く、本当の意味で「クリエイティブ」できていない現状などに悩み、離職していく人間が多いのは残念なことです。一方では、そんな中でも、モチベーションを保ち続け、全てが限られた状況の中でも、プロとしての自覚を持って励んでいる人間も多いのも事実ではありますが。

「要は本人の問題」と言ってしまえば楽かもしれませんが、

見逃すことができない問題点がたくさんあるのも事実です。

そこにフォーカスをあてて考えてみると・・・色んなことが見えてきます。

これはあくまで僕の持論なんで、ご気分を悪くされる方もおられるかもしれませんが、ショボイ男のたわごとと思って聞いてやってください。

全てがそうとは思いませんが、基本的に、多くの制作会社は「請け」の仕事です。つまり、「仕掛けること」ができない。クライアントや、広告代理店からの指示で仕事をします。企画や構成は代理店がすることも多く、制作会社は言われたことを、限られた予算と納期でこなさなければならない。しかも、この「価格破壊」という現状。全ての制作物が、「適正価格」で受注されているかと言うと疑問です。「請け」の会社は、結局利益を上げるためには、人を減らして一人一人の負荷をあげ、案件をガンガン回して数をこなさなければなりません。結果、何とか利益は確保できるものの、気づけばスタッフの体力も気力も消耗しきっているという状態なんでしょう。さらには、WEBに対する知識がないクライアントの存在や、「広告費用対効果」が理解しにくいクライアント(この場合は勿論、プレゼン不足によるところが大きいですが)もあるかもしれません。

この状況を打破する解決策は容易には見つかりません。

根本的に、この業界そのものの「システム」の問題だからです。

では、どうすればいいのか・・・。

コレに関しては、長くなるので、また後日♪ ←(中途半端)

今日は問題提起のみでゴメンナサイ。眠いので。

みんなで息抜きにカピオラニ公園でフリスビー♪

沈思黙考3月号。「仕事する喜びって?」」への6件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    そんな話をうちの会社の営業部の男子4名に女子一人混じって、昨日深夜3時まで語らっていた者です。
    私の従兄弟はなんとか広告賞とかをとっている馬面の男ですが、奴もそこに疑問を感じ・・・脱サラしてただいま悠々自適な自営業です。くたばれ社会保険!と先日会った時いなないておりました。

  2. SECRET: 0
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    この業界の悲しいカルマよね。
    最近、もう自分しか信じないことした。自分がイイと思ったことが最終的にやっぱりあってるし、自信をもって制作に愛を注げるし。でも、好きな言葉は専ら「費用対効果」です。

  3. SECRET: 0
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    業界的にどこも同じ悩みを抱えてるよね。
    で、何かしらのソリューションは見つかった?
    次回の帰阪時にはその辺の話をアテに
    飲まなアカンね。

  4. SECRET: 0
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    そうやんな。
    制作に「愛」を注げるかどうか・・・。
    結局、これがESとCSに繋がるんよね。
    デザイナーが「愛」を注げる環境を作ってあげるのも、
    マネジャーやディレクターの重要な仕事と
    認識している今日この頃。

  5. SECRET: 0
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    日々愛を注いでいるものです。
    業界そのものの体質。
    仕掛けることのできない業界。
    でもまだまだ変わっていけるはず(´・ェ・`)
    だってそうじゃないと業界として成り立たないし(;・`д・)
    アニメ業界の二の舞にならないように、
    自分にできることをがんばるしかないなぁと日々思います。

  6. SECRET: 0
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    そうだよね、何か方法はあるはずやからね。
    その方法を追求していこうかと。
    目指すは、21世紀型仕事術。笑

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