実感がないという実感

07年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値が、

年率換算で3.7%増という事前予測をはるかに超える

高い伸びだったというニュースでもちきりだった今日。

株価も日経平均558円高で大引けということで、

なんだか景気の良い話ばかりだけれど(まあ、

大幅下方修正は必至との見方もあるが)、

正直言って、町場にも自分にも全くそんな雰囲気はない。

ニュース番組でも、

いつもと同じように、町のサラリーマンや、

タクシーの運転手、銀座のママなどにインタビューしていたが、

みんな、異口同音にさっぱりですわ。とのこと。

好景気の実感がないということは、

それだけ格差が広がっているということで、

その点は内田先生がとても分かりやすく論じておられた。

「富の偏在」のもたらす資本主義の停滞と、

「誇示的消費」と「享受的消費」の差異。

詳細はこちら から。

うーん、分かりやすい。

さすが先生。

 

 

 

 

北米ミンカス族のことわざ。

「目に涙がなければ魂に虹は見えない」

 

立てる時に立って、

歩けるようになったらまた歩きだそう。

今日みたいに溢れ出してからでもいいのだけれど、

できれば、溢れる前に力を抜いてみようね。

あなたには、

きっと、虹が見える。

 

実感がないという実感」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    >> 「目に涙がなければ魂に虹は見えない」
    救われた気がしました。
    有難うございました。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    コメントありがとうございます。
    何かを持って帰って頂ける程、
    嬉しいものはありません。
    これからもよろしくお願い致します。

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