1・17とAir.

13年前、

僕は19歳になる直前の18歳だった。

当時、住んでいたマンションで、

明け方とんでもない揺れに飛び起きた。

あまりの揺れの激しさに地震が起きたという認識はなく、

「飛行機が近くに墜落したのか!?」

と思った。

足の踏み場もなくなった部屋で

足を切った父と一緒に、

余震が続く中、祖父と祖母が住む家へと

車を走らせた。

祖父とその家は、今はもうない。

築50年の木造三階建ての家は半壊になり、

震災から一年後に取り壊し、

建て直した家に、今は僕と嫁娘と祖母が住んでいる。

今でも、

あの時に体験した揺れ、その後の生活の不便さ、

横倒しになった高速道路、崩れた無数の家々、

線路を歩く人々・・・

沢山のボランティアの人々、

直に目にした光景の数々は、

すぐに思い出すことができる。

13年も経ったんだ。

金曜日は、2008年最初の交流会である。

新年会も兼ねているため、

金曜の夜、所属も組織もバラバラな25名の人間が集まる予定。

異業種交流会ならぬ、

同業交流会である。

金曜は間違いなく遅くなるし、

土曜日は出勤のため、

早めに帰宅して靴磨きと片付けをした。

気になっていたことをちゃんと終えると、

なんだか軽くなる。

「軽い」つながりで、

Macから新発売したAIR、軽くて世界最薄だそうである。

Windowsユーザーであるが、

人としてのジョブスと、Apple社は、

僕の興味を捉えて離さない対象の一つだ。

大好きである。

Mac World Expo2008 の、

スティーブ・ジョブズのプレゼンを見ていたが、

彼のカリスマ性と「なんだかワクワクさせる」Appleの戦略は、

もはや伝統芸能の領域。

すごい人だし、すごい会社だ。

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