nostalgic tomorrow

歌舞伎役者の坂東玉三郎さんは、

「先のことは考えない。

明日のことだけを考える」

と語っておられた。

なるほど、先に目標を設定すれば、

そこにたどり着いた時、終わってしまう。

コンディションが良くなければ

先のことを考えすぎて、

しんどくなってしまうこともあるかもしれない。

 

とにかく「明日」をがんばって生きる。

 

これはシンプルな言葉なんだけど、

やはりとても奥深い言葉。

 

僕は、まだまだこれからだからこそ、

「明日を精一杯がんばる」ということに、

もっともっと真摯に取り組まなければならない気がする。

 

人は先のことを見ることは出来ない。

ただ、過ぎた過去は、

自分の脳裏に、また、瞼にしっかり刻み込まれ、

ふと懐かしい空気に触れると、

その時の光景が雪解け後の地肌のように

少しずつ形を現す。

時に気温が下がるこの季節。

かつてパウダージャンキーだった人間は、

あることがきっかけで雪山に対して

ノスタルジックな出来事を回想する。

あちらの島にいる男も、

かつてプロボーダーを目指していた人間だった。

行動も、スタイルも、滑る道具も別々だが、

夜中に車を走らせ、雪山を眺め、

汗を流して滑り続けた経験のある者同志。

夢中になったこと、達成したこと、

後ろ髪を引かれる想いで残してきたほんの小さな物とが

思考の中で混沌としていた。

それも過ぎた過去。

ほんの少しだけ残して来た物を、

いつか取りに帰れるように、

また明日を精一杯がんばろう。

nostalgic tomorrow」への8件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    微妙な柄の浴衣をお召しになった茂木先生が
    バカボンに見えてしかたありませんでした
    5度ほど声をたてて笑い、2~3度床を叩いて笑いました
    ワタシも明日だけ見つめて頑張ります
    マラソンみたいですね わっしょい!

  2. SECRET: 0
    PASS:
    あ、それ僕も思いました!
    バカボンのパパですね!
    あの先生はどう見てもインテリには見えないのだけれども、
    目の奥に力がありますよね。
    抜けてそうで切れ味抜群なところが良いです。笑
    がんばりましょうねー♪

  3. SECRET: 0
    PASS:
    あははかなり経験あり
    夜中に車を走らせ、雪山を眺め、
    汗を流して滑り続けた経験のある者同志。
    シーズン中はわたしもおんなじ状態でした。。
    あー懐かしい
    さいきんスキーはめっきりだなあ

  4. SECRET: 0
    PASS:
    そうですよね!
    さいらさんもスキーヤーでしたものね。
    共通の懐かしさがありますね。
    昔ほど、シーズン中頻繁に行くことはできなくなりましたが、
    いつかまた一週間程度ゆっくり休みを取って行きたいものです。(^∇^)

  5. SECRET: 0
    PASS:
    そうそう
    あのときの尋常じゃないスケジュールには
    笑えます
    仕事終わって(金曜)
    で日曜の夜もどってくる。
    社会人でいったいどんな生活していたのやら笑
    それも12月一週目からGWまでほとんど毎週。
    あのときの集中力は、、、!!
    どうも仕事に影響がいっていたのかも笑

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