何かに追われたかのような、
12月4週目が終わった。
連日の忘年会も、ようやく一段落である。
業務の波も少しづつではあるが、
その勢いを鈍化させている。
金曜日の夜。
仕事を終わらせ、社用車(チャリ)でMebic扇町に向かう。
大阪市北区は、クリエイティブ産業が集中している町。
印刷、グラフィック、編集、出版、IT、WEB・・・
会社と垣根を越えた、
ネットワーク作りを行おうとしているのが、
大阪産創館のインキュベーションセンター、
扇町にある、Mebicである。
この度、「この町のクリエイター博覧会」というイベント、
リレー展が開催され、その打ち上げパーティーが開催されたのだ。
僕は出展には参加できなかったのだけれども、
「この町のクリエイター」のWEBでの取材記事に、
登場させて頂いた縁で、
(良ければ見て下さい→ http://www.mebic.com/cluster/187.html)
ファイコムの浅野社長にお誘い頂いたのである。
(ちなみに浅野社長は我々の交流会にもご参加頂いている)
パーティーの様子。
一定期間、苦楽を共にした仲間達が、
打ち上げパーティーで喜びを爆発させる。
つぼみに生命の力をはち切れんばかりにたぎらせ、
桜の花が、一斉に開花するかのような、
そんな光景であった。
一歩引いたところで、
クリエイターの皆さんの表情を見る。
素晴らしい、笑顔。
何かを成し遂げた、という、充実感。
そんな、清々しい光景。
皆様に挨拶して、
先に会場を後にする。
社用車(チャリ)にまたがり、中崎町を目指す。
圧倒的な熱意に触れ、
火照った体に寒風が心地よい。
界隈でも美味しいと評判の焼鳥屋に入ると、
男三人が既に出来上がっていた。
金曜日の22時から飲む酒はうまい。
勢いで、二件目、三件目とハシゴする。
気持ちが良い。
なんとか終電に飛び乗り、
駅に着くと、タクシー乗り場は見たこともない程の行列。
時間は0:30なのに。
これぞ、季節の光景。
皆様、お疲れ様でした。
並ぶ気なんてさらさらなく、
徒歩で片道50分の自宅への道のりを、
僕はゆっくり歩き出す。
時空を超えたもう一人の自己との会話が、
上り坂ばかりの道程を、楽にしてくれる。
それは気付けば、いつも自分と共にあった。
そして、今日も共にある。