チャイナ・リクルーティング

中国市場は、採用景気。

特に大連など、日本・アメリカのIT企業がひしめく地域の

優秀な学生は、外国企業からの引き合いが絶えない。

インテルがサイエンスパークにド級の工場を建設することなどが

相まって、日本同様、学生の取り合いである。

ほとんどの学生は、母国語以外の第二言語を話すことができるらしい。

例えば、英語や日本語など。

言葉を話すことが出来れば、就職に圧倒的に有利なのである。

 

昨日、現地採用、派遣を手掛ける会社の社長数人と会った。

当社も有能な技術者確保という問題を抱えているためだ。

  

これらの会社が提案しているのは、

目先の即戦力としてではなく、3年先5年先の戦力として、

中国人の新卒の学生を採用して育てるということである。

実際にDTPオペレータの室長を務める中国人女性にも会うことができた。

日本語堪能、日本文化的気配りもそれなりに身につけている。

彼女に率直に聞いてみた。

「学生の間では、どこの国が一番人気なの?」

「そうですね、一番はアメリカです。二番にEU、三番目が日本です。」

とのこと。

やはり学生の間では英語を身につけることが一番ポピュラーなのだと。

これは単純に「日本に魅力がない」というわけではなく、

法的規制が大きいのだという。

 

つまり、ビザの取得が困難なのである。

 

日本で働く場合、一番の問題はビザ。

アメリカ、EUなどは割とハードルが低いので、働きやすい。

こういう理由で中国人、インド人技術者は日本ではなく、

皆最初から欧米を目指すようである。

確かに「人種の坩堝」と化している諸外国に比べ、

日本ではまだまだ職場に外国人がいる割合は少ない。

その「ハードルの高さ」が、治安の良さを生み、

独特のマーケット、文化、経済圏をはぐくんできたのかもしれない。

 

アメリカやフランスのように、暴動が起きることもない。

平和なのである。

 

 

それはさておき。

就職に有利だからといって、

ほとんどの学生が第二言語を習得しているというのは、

日本では考えられないことである。

日本は、国内企業がまだまだ元気なので、

外資系に就職したり海外に出稼ぎにでなくても、

国内で就職し、十分に「平均水準の生活」を営むことができる。

それはある意味、幸せなことなのかもしれない。

これが、シリコンバレーに日本人が少ない理由なのだと、

ある本でも書いてあった。

 

 

ただ、いつまでもこのような状況が続くわけではないだろう。

根本的に日本人の労働人口が減り始めている以上、

近い将来、今よりももっと状況は変わるに違いない。

 

こんなことを考えていると、

子供の頃、「外人さん」を見て、

物珍しさにキャッキャ言ってた頃が懐かしくなった。

さて、ダイエット途中経過。

昨夜は、堺筋本町→新地と、随分飲ませて頂いたが、

今朝体重を図ると、数年ぶりの73kg台。

先月のスタート開始からなんと-5.8kgの減である。

あんだけ食べて飲んで、

大阪からタクシーで返って来て、これかい!!

だからといって油断は禁物。

昨夜のツケが、二・三日後に表れるハズ。

 

 

勝って兜の緒を締めよ。

 

 

といいつつ、今晩も飲み。

セーブ、セーブ。

チャイナ・リクルーティング」への2件のフィードバック

  1. SECRET: 0
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    がきますよきますよ!!(笑
    にしても中国ってそんなすごいんですね・・((゚m゚;)
    インドもそうなんですよね・・・・Σ(゚д゚;)
    第二言語を習得しているって・・・すごすぎる(泣

  2. SECRET: 0
    PASS:
    ツケが来た時はアッチョンに付き合ってもらうので。笑
    頼むわー、住吉ー(^∇^)
     
    いやいや、僕も第二言語がんばらないと。
    いい加減な英語で乗り切るのも、
    そろそろ限界になってきた・・・苦笑

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