Bobby Caldwell で思い出すエアチェックのこと


夜に立ち寄った駅前のフレッシュネスバーガーのBGMで昔好きだった曲が流れていました。
懐かしいボビー・コールドウェルですよ、皆さん。

Bobby Caldwell – Stay With Me

フレッシュネスバーガーはとにかく懐メロをBGMとして選曲していますね。30代後半以上の客層をターゲットにしているのかな?どうなんだろう。

ませガキ+アメリカ大好きだった僕は中学1年の頃から洋楽にドップリはまり、その中でもAORが大好きだったですね。同級生とはなかなか話題が合わないので、近所のお兄さんに色々と教えてもらってはカセットテープを焼いてもらって聴いていたような気がします。録音が出来るダブルカセットとかラジカセとか、今となっては懐かしいアイテムを駆使していました。今は音源、全てデータですからね。この20年でなんと時代は進歩してしまったのか。

で、AORで言うと、Air SupplyとかChicagoとかクリストファー・クロスとか、フィル・コリンズとか「透明感」のあるサウンド(なんか古い)を一時期好んでおりました。今から考えると、あの時代の音楽は確かに格好良い反面、格好つけ過ぎ感も否めませんね。なんか昔のトレンディドラマを見て「恥ずかしくなる」気持ちと良く似ています。

当時は学生らしく夜はFMラジオを聴きながら勉強をしていたのですが、常に空のカセットテープをセットして手元に置いておくわけです。なぜか。良い感じの曲が流れてくるとすぐに録音スイッチを押してエアチェック(懐かしい)をするためですね。そしてこのような仕方で不器用に作成したテープを自分オリジナルのミックステープとして聴きまくるんです。今から考えると涙ぐましい努力をしていました。ラジオを音源にしたカセットテープがデフォルト。その中からどうしても欲しいものはCDとして買いに行くのです。こういうことを書くと、「カセットとかCDとか言ってるの?まだ最近の話やんか。オレらの時代はオープンリールでな・・・」という先輩諸兄方の声も聞こえてきそうですね(笑)

今はインターネットのお陰で、いつでもどこでも好きな曲を検索し、DLし、YouTubeで視聴できるようになりました。iPhoneやスマートデバイスにネットから一瞬でダウンロードOKです。あの時の苦労と比べると雲泥の差。ああ、あの曲なんだっけな・・・と思ったら、歌詞やタイトルの一フレーズでキーワード検索をすれば見つかる。それどころか、「君、こんな曲も好きだろ?」と親切にリコメンドすらしてくれる。そのリコメンドの精度がまた高い。そして気に入った曲があれば、このように貼り付けて友達に教えて上げることもできる。もう至れり尽くせりですね。いい時代になりました。

さて、日付も変わり日曜日です。
全国的に冷え込みそうですが、心は温かくしていたいものですね。

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