祖母の故郷である、大阪府岸和田市に行ってまいりました。
市と言っても葛城山の方なので、山に囲まれたいい感じの田舎です。普段、コンクリートジャングルの中で生活しているので、たまに田舎に行くと妙にテンションがあがってしまいます。これもマイナスイオンの悪戯なのでしょうか。
祖母の義理の姉の実家がお寺なので、近くの温泉で食事をした後、足をのばしてみました。山に囲まれた道を車で走ります。川沿いにはキャンプ場があり、多くの人がBBQしたりテントはったりしています。寺に着くと、参拝客やハイカーもたくさんいました。
建築にも興味があるので、寺や多宝塔などを眺めていると、あることに気づきました。寺の土台って、石の上に柱乗せてあるだけなんですね。でも崩れないのは、上物が重たいから。重力で押さえつけてあるんです。昔の日本家屋はみなそのようにできています。だから、横揺れの地震には弱いと言われるんでしょう。でも、今は兄夫婦が住む祖母の実家も、築150年だそうですが、昔の南海地震や阪神大震災を通過してますしね。
日本の多湿な気候にあった高床式の建築。夏は涼しいが冬は寒い通気性の高い日本家屋。今日もおじさんの家はクーラー入っていませんでしたが、とても涼しく気持ちよかったです。
いい仕事してますね~。