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いつの間にか4月を迎えてもう4日。
4月を迎えると気持ちが新たになる。
もちろん学生でもないし、
うちの会社の決算は5月末なので、
文字通りの年度始まりではないけれど、
入社式に向かう新入社員を見かけたりして、
特別な感慨を持って迎える月だ。
僕の場合、一年のうちに、
元旦と、2/2の自分の誕生日と、
そして4/1、また会社の年度始まりである6/1。
何度も区切りになる瞬間が、
年の前半に集中している。
気合いが入る時が多いのも事実だし、
その分、時間の経過が早く感じるのも、
前半期だ。
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スピードの速い日々を過ごしている中で、
パタッと時間が止まる瞬間がある。
それが今日。
なんと、小学校3年生(!)の担任の先生と、
27年ぶりに電話で話をさせて頂いたのだ。
なぜこういうことになったのか。
それは先日のLAで25年ぶりに再会した
小学校の同級生、Aちゃんに起因する。
僕も知らなかったのだが、
彼女、5年生で関東に転向してからも、
先生と家族ぐるみで連絡を取り合っていたらしい。
先日ロスの彼女の家に招待してもらった際、
彼女のお姉ちゃんの結婚式に参列した
先生の写真を見て、そのことを知り、
とても懐かしく感じたのだった。
ロスにいるはずなのに懐かしい写真を見たり、
昔の話をしていると、記憶の塊が溶け始め、
時間がタイムスリップしたように感じ、
眼下に見える夜景が住んでいた苦楽園の実家から
見えるそれのように感じた不思議なひと時だった。
僕を自宅に招待してくれた後、
Aちゃんはどうやら先生に連絡してくれたらしい。
今日、実家の祖母と電話で話をしていると、
先日先生から実家に電話があったそうだ。
早速、今日、聞いていた電話番号にかけてみた。
受話器の向こう側で、先生の声が聞こえる。
声だけでしか判断できないけれど、
とても元気そうに感じで嬉しかった。
御年77歳になられるそうだ。
小学校三年生の時、
それはそれは怖い先生だった。
何かあれば容赦なくゲンコツが飛んできた。
でも、ただ怖いのではなく、
愛情のこもった怖さだったと記憶している。
今となっては、本当に良い思い出。
最後に「健康にだけは気をつけなさい」と言われたこと、
肝に銘じたいと思う。
先生、ありがとうございました。
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インターネットによって、
僕はいろんな人と再会できた。
昨年は祖父の親友だったSさんとも
10数年ぶりに電話でお話しができたし
(過去記事参照)、
幼馴染だったAちゃんとの再会(過去記事参照)も、
彼女経由での先生との再会もそうだ。
全て、ネットのおかげ。
これから先もこういう出会いや再会があるのかと思うと、
とてもワクワクするし嬉しい。
仕事などで嫌な思いをしたり、
上手くいかなくて落ち込むこともたくさんあるけれど、
こういう人と人との繋がりや、
思いもしなかった再会による素敵な出来事が
自分の人生を豊かにしてくれる気がする。
これからもがんばろう。