経済格差が埋まらない原因について、恐らく今もっとも説得力がある理論


「経済格差」「格差社会」「富の集中」

これらの言葉を今年は本当に良く聞きました。それだけ社会的に、また世界的に深刻な問題となっているということですね。一昔前は「一億総中流」と呼ばれていた日本社会でも、その格差はますます深刻になっています。

経済的不平等の専門家であり、今年大ヒットした「21世紀の資本」で有名なフランス人経済学者でトマ・ピケティによると、富裕層に富が集中する理由はこの図にシンプルに表現されているとのこと。

長期的にみると、資本収益率(r)は経済成長率(g)よりも大きいため、富の集中が起こる。資本から得られる収益率が経済成長率を上回れば上回るほど、それだけ富は資本家へ蓄積されます。その富が公平に分配されるのであれば良いのだけど、そうはならないから、格差社会が生まれるという訳ですね。恐らく、富の不平等という問題について、今もっとも説得力がある理論だと思います。

先日のTEDの動画がありましたので、ペタっとしておきます。

またlogmiでも分かりやすくまとめられていたので、こちらもどうぞ。

金持ちはなぜずっと金持ちなのか?–話題の経済学者トマ・ピケティ氏が、富の格差が起きるホントの理由を解説(logmi)


久しぶりにまとまった距離を走りました。20kmランです。小雨が降り始めましたが、せっかく家を出たのだからとがんばって走りました。5’30″/km ペースで1時間50分。その間、今年の振り返りと、来年の目標についてアレコレ考えていました。

今年の反省点は、色々と風呂敷を広げてしまったことと、時間を贅沢に使ってしまったことです。

来年は、本来すべきことにだけ集中し、それ以外の諸要素は出来るだけ取捨選択しながら排除し、身軽にしていくこと。これに尽きるな、と走りながら考えていました。取捨選択、断捨離、身軽。そして、シンプルにすべきことだけに集中する。

よし、がんばろう。

経済格差が埋まらない原因について、恐らく今もっとも説得力がある理論」への2件のフィードバック

  1. ピンバック: モチベーションと期間について | analog – web 【アナログweb】

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