時間を忘れるくらい延々続けられるものがあるとしたら

昨日の記事の内容と相反するかもしれませんが、実は、7月に入ってからというもの著しく体力と生気が低下していて、毎日毎日錆びついた自転車を無理やりキコキコと漕いでいるかのように、必死で身体をやりくりする日々を過ごしています。

早朝起きて、走って、仕事して・・というのも、かなり無理してやっているところもあります。まあ一度リズムに乗ってしまうとそれなりに気持ちいいし、楽にはなるし、晴れやかな気分になるのですが。元々一日のスケジュールが分刻みで真っ黒になるくらい予定が詰まっていないと気が済まないような性格なので、動いて追い込んでナンボみたいなところがあるのに、ここ最近は気持ちとは裏腹に身体に鞭打たないと動けないということもあり、精神的に参ってしまいます。

ニュースを見るにつけ、親世代、いやそれ以上の高齢の方々が、真夏の炎天下にも関わらず、とっても元気に演説したり、バンザイしたり、泣いたり、言い訳したり、敵を罵ったり、逃げたり、全力で保身したり、深夜まで会議したりして精力的に「生きている」のを見ると、ああ、こうしたイスタブリッシュメントが日本や世界を動かしているんだなと、自分には到底あんなこと出来ないなと思ったりします。信念が人を動かすと言いますが、政治家であれ起業家であれビジネスマンであれ酒場にたむろするオッサンであれ、なんであんなに生命力に満ち溢れているのでしょうか。僕も傍から見ればそう思われているのかもしれませんので、実は元気そうに見える人でも「毎日、命からがら」なのかもしれませんね。

夏バテかもしれないので、急がず焦らず惰性で流されてみようと思います。気持ちの中では時間を忘れるくらい仕事や学びや遊びに没頭できればいいのに!と思うのですが、今は時間を忘れるよりも先に意識が飛んでしまいます(いつ何時、何時間でも寝ることならできます)。今週は金曜から日曜までの東京出張を乗り越えれば、翌週の盆休みは八ヶ岳の山荘に大量の本と共に避暑に行く予定なので、そこまでは何とか生き延びようと思います。

生き延びる。

大袈裟かもしれませんが、結構大事なことです。

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