山麓の静寂、暖炉の火、たまに風の音

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北八ヶ岳は気温7度。

たまに風が強く吹き、ピラタスのロッジの吹き流しが揺れます。
標高が高い場所は、空が近いのがいいですね。雲もきれいです。

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近所をドライブ。静寂の中に風の音。

御射鹿池
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自分が自然を必要とする理由について、昨年10月9日のブログでこのように書いています。

今の時代はどこにいても、ネット回線を経由して人と話し、会うことができ、様々な映像で世界を旅することができます。しかし、そのようなデジタルの世界と、現実の世界とを比較してみると、刻まれる記憶と感情に及ぼす影響の深みが、全く違うということに気付きます。

少なくとも、僕はITの世界で生きていますが、利便性やスピードを追求しながらも、人間として生きるための必要な要素を、山や木々の香り、風の音、目から入る自然の彩りなどによって充足しているようです。

今、この瞬間にも衆院選を戦っている友人がいたり、時代を牽引すべく昼夜問わず働いている人がいたりしますが、僕は僕として、このように木々の中で自分の心の声に耳を傾け、耳かき一杯分もないくらいの脳みそを、錆びついた自転車を漕ぐように回して、思考を思い巡らします。

特に主義主張も、影響力も存在感もない一市民として、少なくとも“のんべんだらり”と生きるのではなく、自分が納得できるレベルで、少しでも磨けるものはコツコツと磨き続けていきたいと思っているだけの生き方ができれば、それは自分としては、望ましい生き方ということができます。そのようなちっぽけな人間の小さな決意を後押ししてくれるのは、自然のパワーだと実感します。

今夜も暖炉の火の前で、本を片手に考えごとに耽ることにします。

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