【11回目のフルマラソン・大阪】ギックリ腰の不安と戦いながらも、一度も歩かなかったことが今回の誇り

年に一度のビッグイベント、大阪マラソン2017に出場しました。

大阪マラソンは2015年の大会以来2度目の出場、フルマラソンは3月の徳島マラソン以来、約8ヶ月ぶりとなります。9月に出場したサンフランシスコでのトレラン30kmレースを除くと、今シーズンの初戦となりました。

フルマラソンは過去10回走っていますが、今回の大会ほどスタート前に不安を感じたレースはありません。というのも、ここ最近腰痛がひどくて、何度もギックリ腰寸前の状態になりコルセットを手放せないこと、三週間前の西宮ハーフでもコルセットを装着して出場したこと、大阪マラソン前日に海外から帰国するため疲労ピーク状態であることなど、腰の不安を語るには十分な理由があったからです。

それでも、DNSは絶対にしない、最悪途中で棄権してもいいやという気持ちでスタートラインに立ちました。大阪マラソンのあの最高に楽しい雰囲気、沿道の応援の凄さ、温かさ、盛り上がりを知っているからです。帰国してすぐに前日エントリーに行き、その日の夜、考えうる限りの腰のケアを行い、痙攣防止のコムレケアや葛根湯などの準備をして臨みました。

大阪城でランニングチーム、うめランの仲間たちと恒例の記念撮影。みんなの顔を見ると一気にテンションが上がりました。
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そして、スタート地点へ。ああ、この雰囲気。好きだなあ。
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いざ、スタート。
今年は、ランニングチームの応援隊の皆さんをはじめ、姉妹団体のメビランの皆さん、友人たち、知人たちがたくさん沿道で応援してくれて本当に力になりました。また、現場には来れなくても「ランナーズ・アイ」を見ながら動きをウォッチしてくれている同僚や友達がLINEでエールをくれたりと、本当に皆に支えられたマラソンになりました。

中之島公会堂前で。
チームの皆さんが応援してくれていました。うめランの皆さんは本当に温かい!
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コルセットをガチガチに巻いていた腰は、なんとか持ち堪えてくれましたが、練習不足と疲労により、ラスト8kmは痙攣しそうな脚を押さえ込みながらのズリ脚走行。お陰で後半は随分タイムを落としてしまいましたが、止まれば攣ると思ってひたすら足を前に出すことだけを考えました。

一番しんどかった36km地点では、メビランの皆さんが応援してくれていて、本当に涙が出そうになりました。皆さんのお顔を見た時の喜びでバンザイポーズ。
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ズリ足走行の図。もはや足が前に出ていません。歩幅、狭っ!
しかし、この時の声援が最大の難所、南港の橋の上り坂を止まらず走り切らせてくれたのだと思います。
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ようやく見えてきたゴール。
歩かず、絶対に走り切る!!
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そしてゴール。
ゴール横では、飲み仲間+ラン友でもある先輩が運営スタッフとして働いておられました。お顔を見るとホッとしました。
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タイムは3:55と、もちろん自己ベストには遠く及ばずでしたが、この時期、このコンディションで無事に完走できただけでなく、サブフォーをキープできたことは大きな喜びでした。そして何よりも「一度も歩かなかった」ということが今大会の大きな誇りと自信になりました。

前日のエントリーでは、「腰に勝つ!」という訳の分からない目標を立てましたが、結果的に、勝てたのか、敵ではなく味方になったのか、いずれにしても、良くがんばってくれました!腰と脚!
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皆さんの応援と、ボランティアの方々の声援を思うと、感謝の気持ちしかありません。

僕はボランティアの方々になんとか謝意を表したいと思って、給水やエイドでは、皆さんに笑顔で御礼を伝えること、手を振ること、そして拍手を送りながら通り過ぎることを必ずするようにしています。

そして、今回も(出来る限り)常に笑顔で走るように心がけました。笑顔と笑いは人を元気にしますよね。そして、きっと、見ている人も楽しいと思います。

今年のビッグイベント、大阪マラソン2017。
マラソン大会は、本当に走っている人も応援している人も、前向きな力とパワーに溢れています。

全てに感謝!

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