【Maker Faire 2017レポート】愛と笑顔と喧騒と。とってもおバカ(=天才)な作品ランキングトップ5

さて、今年もQuadceptでスポンサー出展させていただきました、Maker Faire Tokyo 2017。

あくまで僕の感覚値ですが・・・ビッグサイト西館で開催された昨年よりも、更に1.5倍くらいの規模になっているように感じました。東7、8の両方を使っているからかもしれませんが、とにかく、1,2時間くらいじゃ全然回りきれないくらい、たくさんの方やチームが出展されていましたね。

皆が笑顔になり、仲間意識が生まれ、素晴らしいアイデア、奇抜で独創的なプロダクトを褒め称え合う平和の祭典がメーカーフェアです。スポンサー企業同士だけでなく、毎年のように出展されているメーカーズの皆さんと一年ぶりに再会し、プロダクトがバージョンアップしていたり、新しい技術に取り組まれていたりするのを拝見できるのも大きな楽しみの一つ。

さて、ほんの限られた時間でしたので、見た限りの作品の中から毎年恒例の極私的おバカ(=天才)ランキングを発表したいと思います(ちなみに昨年のランキングはこちらから)。(掲載している写真は撮影許可を得ています)

■第一位
「吾輩は猫背である」

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なんとなくお分かりになると思いますが、猫背になると「ニャー」と鳴いてアラートを発してくれる姿勢矯正ギアです。これ角度センサーを搭載していると思いきや、正しい姿勢で45度のお辞儀をしてもニャーとはいいません。肩にかけた紐のテンションで猫背になっているかどうかを計測しているので、背中が丸く猫背でなければ鳴かないのです!なるほどね!

ちなみに、猫背になることを注意するあまり、胸をそらし過ぎると、ハト胸と判定されて「クルックー」というハトの鳴き声が響きます。まあまあ恥ずかしいです。

■第二位
「スゴ歩きスマホ」

自動運転技術・カーナビゲーション技術などを歩きスマホに応用し、とても安全に歩きスマホができるスゴいツールです。最大4台のスマホを首から下げて歩きスマホできますが、下を向いて歩いていても、4台のカメラが目の代わりとなってくれるため安全。さらに、背中のパトライトがクルクル回転して「歩きスマホしているので注意してね」と警告してくれているので、対向人も注意できます。あまり詳しく聞けなかったけれど、手元のコントローラでスマホを触れる様子。

技術の無駄遣いの正しい見本ですよね。
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■第三位
「論文まもるくん」
「日めくりメクリッパー」

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PCを使う人なら誰でも経験がある、Wordの保存忘れ。せっかく長文を書いても「上書き保存」のショートカットキーである「Control+S」をし忘れて閉じてしまうという経験があるのではないでしょうか。

それを防いでくれるのが、この「論文まもるくん」。キーボードの横に置いておくと、約30秒毎に、おもむろに箱の扉が開き、ものすごい勢いで「Control+S」を押してくれるスゴい機械です。タイプしている時にやられると、指を怪我するんちゃうかという勢いです。いや、そんなのソフト側のオートセーブ機能でいいでしょう、という意見は受け付けませんよ。

同じく、日めくりカレンダー(最近見ないよな)を一日一回めくってくれる、とても便利なツールが「日めくりメクリッパー」。これは助かるなあ!笑

■第四位
作品名不明

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顔の正面のモニターに、自分の顔ではなく、正面に立つ相手の顔が映し出される被り物。とても気持ち悪いのですが、会場内をずっとウロウロと歩いていたので写真を撮ってしまいました。モニターの中を見ていただくと分かると思いますが、スマホで写真を撮っている僕の姿が映っているはずです。

そう、「これは何のために!?」と思ったり、口に出したりすることは、メーカーフェアでは禁句なのです。ただ、面白い!すごい!とだけ思うようにしましょう。

■第五位
技術力の低い人だけが出場できるロボット相撲、「ヘボコン」(デイリーポータルZ)
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最後は僕も大好きなヘボコンのコーナー。今回は、高さ180cmのエアリングでヘボコン同士の戦いが繰り広げられていました。あまりにヘボ過ぎて、本当に面白かったです。

ヘボコンはもっと知りたい人は、是非この動画をご覧ください。(注:電車の中で見たらエライことになります)

さて、ここからは派手目の展示物を。
やっぱり音出し系のロボットは花がありますね。

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すごい数のリコーダー
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スターウォーズファン垂涎のフィギアの数々・・・
ちゃんと動きます。

補助棒付きの、BB-8
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R2-D2がいっぱい!
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砂の汚しまで忠実に再現。こちらはスーツですね。
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いかがでしたでしょうか。
全部をくまなく見ることが出来ませんでしたし、この記事で紹介したもの以外にもたくさんの秀作がありましたが、愛と笑顔と喧騒の祭典「Maker Faire Tokyo」を少しでも感じていただければ幸いです。

毎年このイベントが終わると夏休みが終わったようで寂しいです。さて、次のメーカーズ向けのイベントは、やはり年末のハードウエアコンテストGUGENでしょう。 現在、作品募集中です。こちらもどしどしご応募くださいね〜!

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