思考が内向きにならないように、どんな時でも視野は広く高く

ここ数日、少し冷えましたね。桜が散ってしまった後ですが「花冷え」というのでしょうかね。気温が下がるとどうも身体に不調が出がち。偏頭痛が出たりして久しぶりにロキソニンを服用しています。

思い返せば一年前は、コロナによる初めての緊急事態宣言ということで弊社もリモートワークに踏み出したのです。自分の方は急激な環境の変化と、それまでの出張ラッシュの疲れが出たのか、連日原因不明の熱が続きPCR検査をニ回も受け(結果は陰性)8kgも痩せたのでした。

その時のしんどかった経験がまだ記憶に新しく、どうも春先はビビってしまいますが、昨年と比べると全然元気!体重も一年で3kgほど増え、そのまま良い感じでキープ出来ています。お酒もほとんど飲まなくなったし、夜の外食もほぼゼロ(てか、行けませんよね)。良いのか悪いのか分かりませんが生活が大きく変わりました。健康にはなったのかな。

でも、アクティブさには欠けてきた気がします。一つの場所にとどまらず飛び回ることを良しとしていたのですが、それがなくなった時に思考が内向きになってしまうのは気をつけないと、と思っています。

こういう時でも視野は広く、高く。

今日の1枚は4年前のワイキキのコンドミニアムでのショット。
こんなことができるようになるのにもう数年掛かるでしょうか。

暇さえあれば不要物を捨て、本やDVDを整理する日々(たまに懐かしいDVDを見たりしながら)

このGW、随分と家が片付いたという人も多いのではないでしょうか。僕も暇さえあれば、書棚や物入れを開けては不要物を探して捨てるということもしています。ただでさえ、ミニマムな生活をしているので、本当に持ち物が少ないのです。

とはいえ、かさばるものといえば、やはり本やDVDなど。本やDVDの整理なんて、時間がたっぷりある時でしかできませんよね。今日はその整理の日。整理する度に捨てているので厳選されたものしか残していないはずなのですが、普段まず見ないようなものまで置いていたりするものです。

2003年放映されていた、ALOHA SURF TV のDVDが出てきました。

3巻セット。僕はサーフィンは全然やらないし、丘サーファーでもないのですが、ハワイが好きというだけで、ノースショアやイーストコーストの風景がたくさん出てくるのDVDを買い集めていたのでした。懐かしさついでに見てみると、映像は古いものの、そこにはハワイの風景が。

もうハワイから3年遠ざかっているなあ。
こんな時だからこそ、ハワイで垢落としをしたいものです。

サンセットビーチの前にある、ピーター・コールの家。
素晴らしいロケーションです。

気分だけでも、ハワイへ。
今日はそんな日です。

13年目に入ったので、ちょっとお化粧直し

本ブログのヘッダー画像は、登録している幾つかの写真がランダムに表示される仕組みになっているのですが、もう何年も変更なく、LA、サンタモニカ、バリ、シンガポール、グアムの写真がくるくると回っていました。

ブログ開設から13年目に入ったということで、今回、気分転換にお化粧直し。

既に登録されている写真から、LA、サンタモニカ、シンガポール、バリを一枚づつ残し、カハラ(ハワイ)、カイルア(ハワイ)、ナパバレー(カリフォルニア)、サウサリート(カリフォルニア)、ミネアポリス国際空港、そして、母空港でもあるサンフランシスコ国際空港を二枚エントリーすることで、変化を持たせてみました。なにせ空港が好きなもので、今回その中でもお気に入りを入れています。まあ、ランダム表示ですので、何か法則があって表示が切り替えられる訳でもなく、いつどの写真が表示されるか分かりません。

せっかくなので、今回登録した写真を以下に並べてみることにします。

ミネアポリス(空港)
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サンフランシスコ(空港)
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サウサリート(サンフランシスコ北部)
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ハワイからはカハラとカイルアをエントリー。
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カリフォルニアワインの産地、ナパバレー
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日々更新する記事の内容は拙いですが、自分自身で撮影した出張先・旅先の写真には、その土地の空気、空の色が映し出されていて、少しは楽しんでいただけるかと思います。

というわけで、13年目もぼちぼち、ぶつぶつと独り言を書いて行こうと思いますので、よろしくお付き合いいただければ幸いです。

 

アンチITという立場でありたい

アンチIT、アンチSNSと言えばいいのでしょうか。僕の仕事はIT技術を駆使して世界を住みよくすることだと思っていますが、その生業とは裏腹にIT技術に対するアンチテーゼが生きる原動力なのかもしれません。

ITは世界を良くしたのでしょうか。人々を幸せにしたでしょうか。仕事を効率化したでしょうか。人々の生活は、時間から解放され豊かになったでしょうか。

大方の人々が感じ、気付いているように、答えは明白かつ残念ながら、「否」です。

ミシャエル・エンデの「モモ」ではありませんが、世界がITによって便利になり、時間に余裕が出来たとしても、結局「時間泥棒」によって隙間が埋められることにより、マルチタスク化が進み、便利がすべて虚無、妄想であるということが証明されてしまうんです。AI、ロボティクスは、人々から仕事と糧を奪い、一部の資本家を更に富ませるだけの結果となります。そこに幸せな世界はあるのか。答えは資本主義経済の限界、つまり圧倒的な富を得る資本家と、それ以外の人々のディバイドです。その暗くて深い溝と、圧倒的大多数の人が少ない糧を求めてコマネズミのように働き続けなければならないことが全ての答えです。

日本はとても幸せな国です。いまだに。
そう言える要因はいくつかありますが、僕の持論で言うと、そこは日本語の特異性によるものではないかと思います。つまりグローバリゼーションの波が来ても、世界が諦めてしまう程の複雑怪奇な、わびさび的、空気を読む的文化と、大きくも小さくもない規模のマーケットと、日本語の難しさによるものです。だから、日本は鎖国政策をしなくても、守られた国なんだろうと思います。

タイトルに戻りますが、やっぱりネットやSNSから離れて直に人と会い、走り、食べ、飲み、楽しむというのは安心感を生みますね。とても癒やされるし、ホッとするし、生きるためのモチベーションに繋がります。

昨夜はランニングチーム・神戸部会のメンバーの方のラストラン、そして送別会でした。ランで結ばれた堅牢な関係から生まれる絆は、ただただ楽しくて素敵です。

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Boeing 747 の機内で

ホノルルの青い空に映えるDELTAのBoeing747に搭乗し、昨夜帰国しました。太平洋航路の復路は、大抵ずっと昼間を飛ぶので夜間飛行のような旅情はありませんが、帰国後すぐに寝れるので時差ボケにならずに済むというメリットはありますね。

復路9時間の機内では、映画を3.5本見ることができました。まずはハワイの雰囲気に浸りたく「モアナ」を視聴し、二本目はガラッと雰囲気を変えたくて「プラダを着た悪魔」をエントリー、そして三本目は長女の薦めで「セトウツミ」を(これがなかなかおもしろかった)、そして最後に往路でも視聴した「シン・ゴジラ」を途中まで。ここでKIXにランディングです。

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ほとんど寝なかったものですから、昨夜は自宅でぐっすり寝ることができ、今朝は元気に出社しています。久しぶりの満員電車とラッシュ時の駅を行き交う人々を見て、ああ、やっぱりこの国は勤勉で優秀な国民によって成り立っているんだなと実感し(多少、シン・ゴジラの影響もあるかもしれません)、自分の仕事にも力が入るというものです。

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少なくとも、自分は仕事が好きな人種で良かったなと思います。現地ハワイでも仕事は毎日していたからかもしれませんが、何のギャップもなくソフトランディング出来ているのですから。

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体に刻まれた記憶

オアフのイーストサイド、ウインドワードエリアに位置するカイルアタウンはハワイの中でも大好きな場所の一つです。いかにも郊外の住宅街といった趣の、のんびりと落ち着いた町を抜けると青い海に真っ白な砂浜が映えるとても美しいビーチが現れます。ここが、カイルア・ビーチ・パークです。

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渡ハの度に必ず訪れる場所ですが、タウンに入ってからの行き方も体がちゃんと覚えているようで、ほとんどナビも使わず来ることが出来ました。体に刻まれた記憶は正確ですね。脳と体を分離して考えることは科学的に間違っているのかもしれませんが、時に脳の記憶は曖昧だったり歪曲されたりすることも多いですから。

このカイルアタウンには、とてもノスタルジックな佇まいをみせる、KALAPAWAI Market があります。地元の便利スーパーといった感じで、食料品、生活用品からお酒まで置いているのですが、ここの人気はグロサリー。地元の人がテイクアウトで食材を買って、外で食べるという光景が見られます。

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カイルアタウンは、リタイアされた方が多く住む町です。それなりに住宅の値段も高いのですが(カハラほどではないと思いますが)、その分、ゆったりとした余裕のある空気が流れています。いつかこのような場所でのんびりと余生を過ごせたらいいなと思います。

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こちらは、マカプウから見たラビットアイランドです。今日も最高の天気でした。
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30年前の記憶を辿る、母の旅

今回の旅は母と弟が一緒に来ています。本当は父も一緒に来る予定だったのですが、急遽どうしようもない予定が入ってしまって断念したのでした。忙しい弟も、こんな機会は滅多にないからと仕事を無理やり調整して来ています。嬉しいことです。

母は、僕(41歳)と弟(もうすぐ40歳、独身)が一緒なので、30年前のハワイを懐かしく感じているようです。僕が小学校4年生と5年生の夏に、家族旅行でハワイに来たのでした。今は孫の手を引いて遊びに行くホノルル動物園や水族館、ドライブ途中に立ち寄るハロナの潮吹岩も、どこも母の中では僕と弟が小さかった頃の思い出で詰まっているようです。事あるごとに、「ここでアザラシのぬいぐるみ買ったよね」とか「ここでうまく波に乗れて得意そうだったよね」と、思い出話を語ります。

共に過ごした一瞬、一瞬は、まるで宝物のように輝き続けます。

僕も恐らく、あと20年、30年すれば、自分がこうして娘達と一緒に来たハワイの思い出の数々を懐かしい思い出と一緒に語るんでしょうね。今でさえ、赤ちゃんだった頃の娘達の様子を、彼女たちに語っているのですから。

さて、ハワイの値打ちは、やはりサンセットでしょう。

幾つか写真をアップしたいと思います。こちらは、今日の夕暮れ時のサンディービーチパーク。娘ふたり、楽しそうにビーチを歩きながら、かけがえのない一瞬一瞬を刻んでいるようです。
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ダイヤモンドヘッドビーチパーク
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サンディーに向かう途中のLook Outから
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見上げるココヘッド
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ハロナブローホール(潮吹岩)
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夕暮れ時のサンディーは大好きな場所の一つです
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最後はココヘッドのLook Outから夕暮れに染まるハワイカイの町並みを
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やっぱりハワイじゃないとな・・・と感じるのは

他の国や土地ではあまり感じないのに、ここハワイに来ると、「やっぱりハワイじゃなければダメだよな」と思うことが多々あります。なぜそう思うのか分かりませんが、とにかく、ハワイじゃないとだめなんです。

今回の旅程の半分が過ぎた今(ハワイ時間の4/2、日曜日の朝6時)、ジョギングをしている間も、こうして早朝に起きてリビングでコーヒーを飲みつつ海を眺めている時も、ああ、やっぱりハワイじゃないとな、と思うんです。

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それはきっと、特別なことがなくても、ハワイの風に吹かれていると体の毒素が抜けていくように感じること、波の音が雑音を消してくれること、娘たちがとても生き生きとして(普段から元気いっぱいですが)、いろんな思い出を彼女たちの中に作っていること、自分自身いつでも気持ちが明るく、前向きになれること、・・・そういう一つひとつの要因すべてが重なり合わさって、とても良い循環が生まれ、やっぱりハワイ、となるのかもしれません。

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こちらで仕事をしていても、条件の厳しい仕事のメールに対して気持ちの沈み方が全然違います。どうでもいいや、というネガティブな感情ではなく、冷静に前向きに対応できています。日本とアメリカの間にいるから、双方の良い時間にメール・Skypeでやり取りができるし、仕事をする環境としても抜群に良いとも感じます。願わくば、社員が交代でハワイにやってきてリフレッシュしながら仕事ができるような環境を作りたいと心から思います。他の国でも良いかもしれないけれど、やっぱり、ハワイじゃないとな、と思うからです。

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暮らすようにステイすることが今回の旅のテーマですが、広いキッチンに冷蔵庫がついていると、外食をすることがほとんどありません。スーパーに行って買い物をし、朝晩キッチンでビールを飲みながら料理をしています。最近流行りのお店に疎くなりますが、それでも、自由に時間を使うことができることがとても良いと思っています。

こちらはきっと今がベストシーズンです。暑すぎず、寒すぎず、最高に心地の良い晴天が続いています。一分一秒を大切にしながら過ごしています。

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ノースショアはいつも人に優しい(Photo Gallery)

H1からH2に入り、ドール・プランテーションを抜けて北にまっすぐに下って行くと、眼前に白波が見えてきます。ここはノースショア。サーファーの聖地であると共に、大好きな町、ハレイワタウンの入り口でもあります。白波が見え始めると、僕の心はいつも踊ります。

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母のリクエストでランチはノースショア名物、シュリンプ・スキャンピになりました。オアフ島のノースからイーストのカフク地区はエビの養殖が盛んで、所々にフードトラックがありエビを提供しています。その中でも大人気なのが、エビのガーリック炒め、スキャンピです。

数あるフードトラックの中でも一番人気なのが、ジョバンニ。ここはいつ来ても長蛇の列です。

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テイクアウトして、ハレイワビーチパークでランチ。ほんと美味しいわ・・・みんな大満足です。

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エビが苦手な娘達のために、穴場のお店である「PAALAA KAI BAKERY」のパンを買うことにしました。このパン屋さん、ちょっと分かりにくいですが、ハレイワの町に入る三叉路をワイアルア方面に曲がり、ちょっと南に下る感じのところにあります。ここはノースでは有名なパン屋さんで、海帰りのサーファーや、地元の方に愛されているローカルなお店です。
もちろん、僕もここに来たら必ず立ち寄ってマラサダを買います。

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パンはどれもしっとり、甘過ぎず、本当に美味しいんです。

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ハレイワの良さは、のんびり流れる空気と、どこか懐かしいノスタルジックな雰囲気でしょうか。みんなとても親切で、気楽に道を譲ってくれたりするし、誰にでも人懐っこく声を掛けてくれたりして、本当に気持ちの良いところです。

娘たちもビーチで水遊びを楽しんでいる間やチャンズリーフでウミガメを見ている間、地元の人たちと交流が出来たりしてノースの良さに触れていました。

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こちらはシャークスコーブの波。横がパイプラインです。

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パワフルな波を見ていると、心がザブザブと洗われる気がします。

地産地消のFoodland Farms とQueens Beach(Photo Gallery)

現地時間の朝8時、定刻よりも少し早くホノルル国際空港に到着。レンタカーをピックアップし、コンドミニアムの担当者に連絡をすると12時にチェックインできるとのことだったので、アロハタワーに挨拶をしてから、食材や日用品の買い出しにアラモアナへ出掛けました。

Foodland Farmsというスーパーマーケットで取り扱っている野菜などは、地元産のものを優先して取り扱っています。朝採れの新鮮な野菜がいっぱい。値段は決して安くありませんが、新鮮さでは抜群でしょう。

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さらにここの名物は、ポキとお惣菜バイキング。たくさんのポキがショーケースに並ぶ姿は圧巻。本当に美味しそうだったので、購入しました。

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チェックイン後に料理をするのも面倒くさかったので、とりあえず、バゲットサンドと、スーパーで買ったスイカとビールでまずはフライトお疲れさまランチ。

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ワイキキの中心、クヒオ・ビーチの真向かいにコンドミニアムは位置しています。少し休憩して体も軽くなったところで、散歩に出かけました。カピオラニ公園で遊んだあと、クイーンズビーチへ。この辺りはいつ来ても良いところですね・・・

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娘達二人。

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暮らすようにステイすることがテーマの今回の旅。
早くも初日の夜を迎えています。